早いものでもう師走!街はクリスマスムード一色ですね!クリスマスのお菓子といえば日本ではクリスマスイブや当日に食べる「生クリームで飾ったクリスマスケーキ」が主流ですが、本場ヨーロッパでは国や地域によって様々なクリスマスの伝統菓子があります。そんなヨーロッパのクリスマスの伝統菓子の中で、日本でもすっかり定着したドイツのクリスマスの伝統菓子「シュトーレン」。今ではなんとコンビニなどでも手に入る身近なお菓子になりました。今回はその「シュトーレン」作りに挑戦してみましたよ!
ところで「シュトーレン」ってどんなお菓子?
「シュトーレン」はドイツ発祥のクリスマスの伝統菓子。酵母で発酵させた生地にレーズンやオレンジピールなどのドライフルーツ、ナッツなどを練りこんで焼き上げ、仕上げに粉砂糖をたっぷりまぶした焼き菓子です。その形と真っ白な見た目は、生まれたてのキリストが おくるみに包まれている姿をあらわしていると言われています。
クリスマスを待つアドベント(11月30日の「聖アンドレの日」に一番近い日曜日から4週間)の期間に、少しずつスライスして食べます。時間とともに熟成されて変化する味を楽しむお菓子です。
さっそく作ってみました!
シュトーレンに欠かせないドライフルーツですが、同じく欠かせないのが「マジパン」。アーモンドプードル(アーモンドの粉)と粉砂糖を混ぜて作るもので、生地に練りこんだり、包んで存在感を出したり様々な使われ方をしています。
できたてもまあまあ美味しいけれど、これがどんなふうに変化していくのか楽しみです!
アドベントシーズンを楽しみましょう!
普段使わない材料などがあるので、作るのはハードルが高い・・・と思いますが、色々なお店のシュトーレンを食べ比べてお気に入りを見つけるのも楽しそう!
街はクリスマスムード全開の上に年賀状印刷だとかおせちの予約開始だとか、とにかく日本の12月は決めることがいっぱいでソワソワしっぱなしになっていませんか?(私だけでしょうか)そんな慌ただしいシーズンには、いつも以上に一息ついてゆったり過ごす時間が大切。そんなほっと一息つく時間のおともにもシュトーレンはぴったりです。今年のアドベントにはぜひ、シュトーレンを楽しんでみてくださいね!