料理×音楽―COOKING MUSIC勝手にセレクション
こんにちは、SOHEIです。昔、筋トレをする時には必ず「ロッキーのテーマ」を流しながらする、という知人がいた。一度やってみたけど、なるほどと思った。がんばれる度が通常の2割増しになった気がした。
同じ原理で、料理の時もその雰囲気にぴったりの音楽を聴くと、料理の楽しさもアップする。ということで今回はちょっと趣向をかえて、料理の時におすすめの音楽(COOKING MUSIC)を自分本意の超主観で選んでみた。
みじん切りにはZAPPA
みじん切りの時には、FRANK ZAPPA(フランク・ザッパ)の『HOT RATS』というアルバムが合う。ノリノリなリズムとエッジの効いたサウンドに乗って、包丁もエッジを効かせながらリズムよく野菜を刻んでいき、ザッパザッパとみじん切りが出来上がるよ。(そう、ダジャレです)
ザッパだけにみじん切りも大雑把になるかもしれません。
テクスメクスな料理にはトミー・ゲレロ『SOUL FOOD TAQUERIA』
タコスにナチョス、チリビーンズにブリトー。チキン、豆、とうもろこし、トマト、アボカド、チリソースっていう感じのテクスメクスな料理を作るときにぴったりなのがTommy Guerrero(トミー・ゲレロ)のアルバム『SOUL FOOD TAQUERIA』。Taqueria(タケリア)はメキシコ料理専門店のこと。アメリカ南部のさびれた街の少し薄暗い料理店(でもおいしい)を思わせるような音楽。
ちなみに、このアルバムに入っているIt gets heavyという曲はキユーピーマヨネーズのCMに昔使われてた。
もはや料理人。サウンドシェフFKJ
キッチンでテキパキとクリエイティブな料理を作るシェフのようなミュージシャンFKJ。もちろん楽曲もとてもステキなんだけど、FKJのすごいのは、たった一人であらゆる楽器を演奏しミキシングをしながら楽曲を奏でてしまう。
(このウユニ塩湖でのパフォーマンスずっと観ていられる・・・)
FKJを観ていると、だんだんキッチンで料理をしているシェフのように見えてくる。ドラムスティックは菜箸、鍵盤はまな板、ギターはフライパン、ミキサーはもはやコンロだ(ミキサーなのに)。ヘッドフォンでミキシングの音を確かめているときは、まるで料理を味見しているようだ。創作料理のようなFKJの音楽を聴きながら料理をすると、これまた楽しい。
FKJ『French Kiwi Juice』
カレーの時はタジ・マハールの「CURRY」
TAJ MAHAL(タジ・マハール)はアメリカのブルース系ミュージシャン。ちなみにネットで「タジ・マハール カレー」と検索してもタジ・マハールというインド料理屋(日本中に山ほどある)のインドカレーの情報がたくさん出てくる。
カレーに「CURRY」ってそのままなんだけど、この曲は、スティールパンなんかを使っていてトロピカルな雰囲気に仕上がってるので、どちらかというとシーフードやトロピカルなカレー作りに合うね。
「CURRY」はアルバム『Music Fuh Ya’ (Musica Para Tu)』に収録。
後片付けの時は、サム・ヘンショウ「Doubt」
SAMM HENSHAW(サム・ヘンショウ)は「Church」という曲がトヨタのカローラフィールダーのCMソングにも使われてるけど、これまたいい曲の「Doubt」。このMVは、「俺たちは大丈夫さ」と歌いながら、皿が自分で自分を洗ったり、ゴミが勝手に歌いながら自分でゴミ箱に入っていったり、キッチンや部屋のモノが勝手に片付いていくアニメになっている。「我が家もこんな風に勝手に片付かないかな・・・」とか思ったりしながら、かわいいアニメとステキな音楽を楽しみながら洗い物や後片付けも楽しんで済ませてしまおう。
アニメーションがかわいい。
魚を捌く時は鳥羽一郎の「兄弟船」なんだろうな。
ではまた。