甘酒は夏の飲み物!
俳句では夏の季語であるように、昔から夏に飲まれてきた甘酒。発酵食品の注目度の高まりもあり、ここ数年で「夏に甘酒」もかなり定着してきたように感じます。「飲む点滴」とも言われ、栄養豊富な甘酒は暑い夏にうれしい味方。今回は炊飯器で簡単に作れる甘酒(甘麹)を作ってみましたので、ご紹介します!
材料はとってもシンプル!
炊飯器に炊いたお米(今回はもち米も入ってます。もち米で作るとさらに甘くなります)と米麹を入れて60℃前後を保ったまま8~10時間ほどおくだけ。とても簡単です!炊飯器のふたを開けたままにし、布巾をかぶせておくとだいたい60度前後になります。時々温度を確認しながら混ぜるだけ。なんて簡単!
ただ、炊飯器を10時間も使えないとなると困ることもあると思うので、計画的に作らないといけません。それが唯一にして最大のポイントといえましょう!
お味はいかに?
砂糖が入ってないというのが信じられないくらい甘い!でも嫌な甘さではなく、子どもにも好評!市販のものよりもつぶつぶ感があり、またそのつぶつぶが沈みがちなので、ミキサー等でより細かくすると飲みやすいかもしれません。そのままなら「飲む」よりもパンにぬったりヨーグルトに入れたりする「ジャム」的な使い方が使いやすいかなと思います。
甘酒商品いろいろ
昔からずっと商品として出している有名メーカーの甘酒の他に、パンにぬったりヨーグルトに入れる用の甘酒(甘麹)、米麹だけで作った甘酒など甘酒も色々並んでいました。成分表示を見てみると「酒粕」(砂糖を加えて水でのばして飲む)、「酒粕+米麹」、「米+米麹」(今回作ってみたものもコレです)、「米麹」など色々なパターンがあるようです。今回はロングセラーの商品(酒粕+米麹+砂糖)と、米麹のみの商品、米+米麹を飲み比べてみました。
酒粕が入っているものはやはり日本酒感がちょっとあります。原材料の一番最初に「砂糖」とあるので・・・結構砂糖が入ってそうですね。米麹のみの甘酒は上品な甘さです。原材料名も米麹のみ!ただお値段はお高めです。自家製の甘酒も米麹の甘酒同様美味しいけれどつぶつぶ感が気になる、といったところでしょうか。酒粕入りの甘酒のパッケージにブランド塩を使ってることをアピールしていたので、同様に他の2つにも少し塩を足したところさらに美味しくなりました。甘酒に塩、おススメです!
この夏は甘酒パワーで元気に!
作った甘麹は甘酒として飲むほかにも料理やお菓子作り等、いろいろな使い方ができるようです。上手に継続して使うことで、甘酒がこの夏を元気に過ごす 手助けをしてくれたらいいなと思います。