「地味ハロウィン」と「料理」、楽しさの共通点
会社で「地味ハロウィン」を開催した
10月上旬に会社で「地味ハロウィン」のイベントをした。
地味ハロウィンデーのその日は、地味な仮装をして一日仕事をするのだ。正直、めちゃくちゃ楽しかった。その日は終始笑っていたと思う。
ダウジングでトレジャーハンティングする人 入院中ヒマで病院をウロウロする人
⇒その時の様子はこちら
販促MAP:話題の「地味ハロウィン」を会社でやってみた!
「あー、地味ハロウィン、楽しかったなあー」とか思っていると、「そういえばこの楽しさ、何か前にも味わったことのある楽しさだな」と気づいた。
何だろうと考えてみると、そう、これも会社でやった「料育ワークショップ」の時の楽しさだ。
地味ハロウィンと料育ワークショップ
6月に「料育ワークショップ」なるイベントをした。準備された食材で自由気ままに、オリジナル料理を作ってネーミングまでするイベントだ。
⇒記事「グランプリは「カオスダークマター」!? 自由に料理を作って楽しむ「料育ワークショップ」初開催!」
地味ハロウィンと料育ワークショップ、この2つのイベントに楽しさの共通点があるのだ。
楽しさの共通点➀:限られた材料でもアイデア次第で表現できる
地味ハロウィンは、地味ゆえに仮装するためにわざわざキャラクターや派手な仮装衣装を買ったりしなくてよいのだ。
家にある服や身近にあるものを使って何かを表現する。モノは限られててもアイデア次第で表現すればよいのだ。
家にあったボーダーの服とブランケットだけで表現する「いつまでも毛布が手放せないライナス」
料育ワークショップも、料理の材料は用意されたものだけを使う。料理を作るために必要な材料をわざわざ買い足すのではなく、そこにあるものでどんな料理が作れるか、というアイデア重視のスタンスだ。
どちらも、限られた材料でもアイデア次第で何かを表現できる、という共通点がある。
楽しさの共通点➁:ネーミングが重要
地味ハロウィンは、地味ゆえにその仮装の設定のキャプション(つまり、ネーミング)との組み合わせがポイント。見ただけで分かる仮装もあるが、地味仮装の目の付け所がまずはおもしろさのポイントとなっている。その目の付け所のネーミングと地味な仮装が組み合わさることで「そこに目をつけたか!」とか「あー、わかる!」というおもしろさにつながってくる。
市民を代表してテープカットに招かれた人
単に「テープカットに招かれた人」と言うより「市民を代表してテープカットに招かれた人」と言ったほうが、「いったいどこの誰なんだ?」という疑問がより湧いてくる。ネーミングの妙だ。
料育ワークショップも、創作した料理のネーミングの面白さも評価ポイントにした。料理は自由に楽しむもの、というコンセプトのもと、ネーミングも好き勝手につける。結果、何気ない料理も新しい見方ができておもしろい。
「カオスダークマター 混沌より生まれし暗黒物質」
溢れそうな盛り付け、ゆでたまごの割れ具合、何料理かも分からない感がこのネーミングに集約されている。このネーミングが無ければ?な見た目も、ネーミングで我々を納得させている。
地味仮装も料理もネーミング次第で新たな世界観が広がるのだ。
楽しさの共通点➂その人の個性が現れる
地味仮装も料理も「自分のなかにある考えを表現する」という点は同じ。なので、表現にはその人の個性が表れる。地味ハロウィンでシュールな仮装をした人は、料理を作ってもそのシュールさが現れていた。
2.4M伸縮式ポール(青)
彼は自社製品である「のぼり用ポール」の仮装をしていた。上下を青い服にして黙って直立しているだけ。人ではなく無機物になりきっていたのだ。シュールすぎる。
そして彼は、料理でもそのシュールさを発揮していた。料育ワークショップで「シュールレアリズム料理人」として評された彼だ。
シュールな感性の持ち主は、地味仮装をしても料理をしてもシュールだった。
やはり何かを表現するという点は仮装も料理も同じで、表現にはその人の個性が溢れ出てくるものだと感じた。
まとめ
地味仮装も料理も「表現する楽しさ」がそこにはある。表現は自由に楽しめばいい。アイデア次第だったり、ネーミングで何とかなったり、シュールだったり、表現することのいろんな楽しさが味わえる地味ハロウィンや料育ワークショップ。次回が楽しみだ。