夏休みといえばアレですね
夏休みも何だかんだであと半分をきりました!子どもたち、夏休みの宿題はほぼ終わっているようですが、一番の大物がまだ残っているようです・・・。そう、「自由研究」!わが家の子どもたちの通う小学校では「自由課題」は実験でも観察でも絵でも工作でもなんでもOK!さらに「やるもやらないも自由」という自由さ・・・。やるもやらないもって、難しいとこですよね~(^-^;
それはさておき自由課題ですが、わが家ではみんな食べることが好きなので食べ物を実験対象にすることが多いです。過去にやったものでは酵母を起こしてパンを焼いたり、比重の関係で2層になるゼリーを作ったり、冷凍庫ではなく氷と塩を使ってアイスを作ったり・・・食べ物まわりは自由研究のヒントがたくさん!
これは何?どうして?は自由研究になる!
たまにおやつで作るゼラチンを使用しているゼリーは、冷蔵庫に入れないと溶けてしまします。でもお店で買うこの小さなゼリーは冷蔵庫に入れなくても溶けるという事はない・・・これはどうして?という疑問が子どもからでました。
裏の材料表示を見てみると、ゼラチンという言葉はなく、「ゲル化剤(増粘多糖類)」というのが固めているもののようですね・・・。「ゲル化剤(増粘多糖類)」って何?と調べてみると、製菓材料店にありました!原材料を「ゲル化剤(増粘多糖類)」としている凝固剤「アガー」が!
これもまた、ゼリー系のおやつを作る材料になるんですね!実際これを使って作ったゼリーはどんな感じなのでしょう?またゼラチンや寒天と比べてどうなのでしょう???
と いうわけで今回は、夏においしいゼリー菓子の材料である凝固剤3種を比べてみました!
比べるのはこの3つ!
■粉寒天・・・天草やオゴノリなどの海藻からできてます
■アガー・・・カラギーナンという海藻やローカストビーンガムというマメ科の種子の抽出物からできています
■ゼラチン・・・牛や豚の骨や皮に含まれているたんぱく質の一種からできています
それぞれほぼ同量の水、砂糖を加えて溶かし、まずは常温に置いておきます
20分ほどおいていたら、寒天は固まってきました!
アガーも本来常温で固まるのですが、気温室温が高かったためかとろみはつくけど固まるというほどではないので、3つとも粗熱がとれたところで冷蔵庫へ
15分ほどしてみてみるとアガーも固まっていましたがゼラチンはまだまだ・・・
2~3時間ほど後に見てみるとゼラチンもかたまりました!
固まったものを比べてみると・・・
それぞれ比べてみるとその違いが一目瞭然!
透明度や固さの違いもはっきりしています!
いろいろと気づいた特徴はメモをとります!
気づいたことは後でまとめる時のためにメモをとっておきます
このメモや写真、感想などを交え、ノートや模造紙、画用紙などにまとめます!高学年ならそれぞれの特徴にあったおすすめの使い方の模索なんかも入れるとさらに広がりそうですね!
ふしぎは身近に転がってる!?
いつもは気にも留めないことも、ちょっと調べてみると意外に面白い自由研究になることもしばしば!でも夏休みの終わりギリギリになると忙しいので・・・ネタ探しはお盆までにしておきたいですよね!
こどもの自由研究に付き合うのは本当に 面倒 たいへんですが、親子で色々挑戦できるのも小学生の夏休みくらいまでなので、夏のイベントの一つとして親子で楽しんでみてはいかがですか?