ひなまつりは何食べる?
3月3日は言わずと知れた「ひなまつり」です。「桃の節句」とも呼ばれ、七草、端午、七夕、重陽などと並ぶ「五節句」のひとつであり、女の子の健やかな成長と健康を願う行事です。
2月も半ばを過ぎるとスーパーにはひなまつりコーナーができ、ひし餅やカラフルなひなあられなどがにぎやかに並びます。3色カラーがかわいいひし餅はひなまつりには欠かせない存在!という感じがしますが、ひし餅がひなまつりに食べられるようになったのは江戸時代からで、それ以前は「草餅」が食べられていたそうです。
草餅に使われるヨモギは薬草であり、邪気を払うとされていて、女の子の健やかな成長を願うひなまつりに食べられていたのだそう。今では乾燥したヨモギ粉があるので一年中草餅を食べることができますが、昔はヨモギのはえる春にしか食べられない、春の訪れを感じ喜ぶ食べ物であったと思われます。
材料はシンプル!
さてさて早速草餅を作ってみました!草餅の材料を調べてみると餅粉と上新粉を混ぜたものが多いのですが、餅粉と上新粉ならば、最初からもち米の粉とうるち米の粉がブレンドされている便利な「だんご粉」を使ってみました。ヨモギ粉は製菓材料店や、自然食材を扱うお店などで手に入ります。あんこも市販のもので手軽に挑戦です!
だんご粉のパッケージ裏の表記にしたがって水を入れ、ゆでたり蒸したりする代わりに軽くラップをしてレンジにかけてみました。様子を見ながら加熱し、粉っぽさがなくなったらOK!あんこを包んでもよし、丸めてあんこを添えるタイプだとさらに手軽に楽しめますよ!
みんなの健康を祈って・・・いただきます!
女の子の健やかな成長を・・・かつては祈って食べられていたかもしれませんが、女の子だけじゃなく、子どもだけでもなく、みんなの健康を祈っていただきましょう~!