今年の中秋の名月は9月29日!お月見団子もトコロ変わればカタチも変わる?

今年の中秋の名月は9月29日!


昨年の中秋の名月です
十五夜のお月さま。十五夜・・・というくらいなので9月の15日くらいかなというイメージを持っていましたが(私だけではないはず!笑)、旧暦の8月15日の月という事で、今の暦に当てはめると9月~10月の間で毎年変わり、今年は9月29日です。(ちなみに旧暦の8月15日は秋分の日以前で一番近い新月を1日目(8月1日)として数えて15日目なのだそうです。月の満ち欠けの周期はおおよそ29.5日なので今の暦とずれて、〇月〇日!という決まった日にちにならないのですね。)

十五夜に食べるものといえば・・・!


まさにコレ!
十五夜に食べるものといえば「お月見団子」がすぐに思い浮かびますが、もともと日本ではこの時期は里芋などをお供えする収穫祭が行われていたそうで、里芋やさつまいもをお供えすることもあるそうです。
また「お月見団子」も丸いお団子をピラミッド型に積み上げられたアレを思い浮かべる方も多いかと思いますが(日本人の多くは幼少期から絵本やカレンダーのイラストなどで刷り込まれていると思う)地域によってお月見団子の形も変わるそうなのです。

今年は京都風のお月見団子を作ってみました!


団子粉で作った団子生地に市販のこしあんを巻いただけ・・・

あんこを巻くとわかりにくいのですが、お団子はしずく型です。なんだかオバケみたい!
京都では里芋をイメージしたしずく型のお団子にあんを巻くタイプのお月見団子を食べると聞いて、作ってみることにしました。里芋をイメージしてるという説のほかに、雲から顔をのぞかせた満月をイメージしているなど諸説あるそうですが、明らかに私の中のお月見団子とは形が違って新鮮です!団子粉を使って作った生地に市販のこしあんを巻いただけのとても簡単なお月見団子ですが、はたしてこれが正解なのか・・・?できれば京都の和菓子屋さんの作る本物を食べてみたかったところですが今はまだ叶わず・・・。いつか食べてみたいです!(関東でも京都に本店のある和菓子屋さんなどで里芋型のお月見団子は手に入るのですが、中秋の名月を含む2~3日しか扱わないようです。)

京都の他にも特徴のあるお月見団子を食べる地域はあるようです。「うちの方ではこんなお月見団子だよ~!」という面白い情報をお持ちの方がいらっしゃったらぜひ教えてくださいね!

中国茶と中国のお菓子のお月見も良いかもしれない


ミニサイズの月餅です
もともと中秋の名月は中国の「中秋節」が伝わったもの。中国では家族団らんの日という意味合いが強く、家族みんなでテーブルを囲むという日なのだそう。そこに欠かせないのが「月餅」。月餅は中国ではおめでたい日に欠かせないお菓子。その丸い形は家族団らんの象徴ともいわれているそうです。世界中に店舗を持つ某有名コーヒーショップも、中華圏の店舗ではオリジナルの月餅が季節限定で販売されるとか・・・。これもいつか食べてみたいものです。

今年もきれいな月が見られますように!

お月見にちなんだ食べ物はたくさんあって迷いますね。用意するのは何でも良いし、無くても良いと思います。でも一年に一度は「月を見るために空を見上げる」という行動を、楽しんでみるというのはいかがでしょうか?

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