十五夜にお団子を作ろう!
十五夜のお月さまは中秋の名月とも言われ、平安の昔から人々に愛されてきました。ふるくから人々はその年に収穫された野菜やお団子などを供えて、五穀豊穣に感謝していました。今でもスーパーの売り場や和菓子屋さんなどでは、この時期はお団子が並びますよね。
今回はそのお団子を自分で作ってみました。子どもはころころと小さなお団子を作る作業がとても上手。砂場や粘土遊びでの日々の鍛錬の成果を、ここで発揮してもらいましょう!
今回は「だんご粉」を使ってみました
お団子を作ろう!と思ってスーパーへ行くと、同じような米の粉が何種類かあると思います。お団子作りに使えるのは白玉粉、上新粉、だんご粉。その違いは白玉粉はもち米の粉、上新粉はうるち米の粉、だんご粉はもち米とうるち米の粉をブレンドしたものです。
もちろんどれでもお団子は作れますが、白玉粉だとモチモチおいしいものの、飾り用に積み上げたりするのは難しく、上新粉はしっかりとコシのあるものが出来上がりますが、ちょっと硬めのお団子になります。
その両方の良いとこ取りなのが“だんご粉”。適度にコシもあり、モチモチした食感も楽しめます。もしなければ白玉粉や上新粉でももちろん作れますし、ブレンドしても良いかもしれません。
ここが一番楽しいところ!おだんごをコロコロします!
袋の表記にしたがってお団子を作ります。砂糖を加えると砂糖を加えると時間がたってもかたくなりにくいと聞いたので今回は200gの粉に30gほど砂糖を加えて作っています。
黄色のお団子は粉と同量のカボチャのマッシュを加えています(カボチャの水分によって水を加えたり調整しています)
手が!団子の生地だらけ!
作業台もその下もかなり粉などが落ちるので要注意です。
熱湯に入れてゆでます。浮き上がってきて3~4分ゆで、冷水にとったあとざるにあげます。
出来上がったら楽しみます!
器に盛りつけ、みたらしあんやゆで小豆などでいただきます。
溶かしたチョコで顔を描いてみました。
お月さまを見るのもお忘れなく!
せっかくのいいお天気だったので、子どもたちと外にお月さまを見に行きました。
写真では小さなお月さまですが、とても大きく見えて子どもたちも感動してましたよ!
月を見ることができる日は多くありますが、「月を見る」ことを目的に空を見上げるのってなかなかないことに気が付きました。一年に一度は、月を見上げてみるのもいいものですね!