2月12日は『初午の日』!
2月になると折込チラシの片隅に『初午の日』『初午いなり』なんて文字をみかけることがありますが、そもそも『初午の日』とは何なのでしょう?
『初午の日』とは2月の最初の午(うま)の日。この日には全国各地の稲荷神社で五穀豊穣を祈って祭礼が行われます。京都の伏見稲荷神社に稲荷大神が降臨したのが奈良時代の初午の日であったと言われていて、それ以来千年以上も続いている祭礼なのだそう。あまりよくは知らなかったけどなかなか歴史のある祭礼なのですね!
初午の日に関連する食べ物は?
この初午の日にお供えするお料理が稲荷神社の神の使いとされるキツネの好物『いなり寿司』。稲荷大神が降臨した日が2月11日だったことから毎年2月11日を『初午いなりの日』として登録されています。(初午いなりの日は毎年2月11日ですが、『初午の日』は毎年変わります)
また、地域によってはこのいなり寿司以外にも初午になくてはならない料理があり、今回取り上げるのは北関東で主に作られているという『しもつかれ』という郷土料理です。
『しもつかれ』は正月の残りの新巻鮭の頭、節分の残りの豆、酒粕、大根や人参などの根菜などで作る料理。残り物をうまく活用してエコな上に栄養価も高く、また正月や節分の食材を使うので縁起の良い食べ物とされているそうです。ちょっと気になるお料理じゃないですか?
『しもつかれ』さっそく作ってみました
大根や人参は『鬼おろし』を使って粗めにおろすのですが・・・鬼おろし、もってません!という事で、フードプロセッサーで粗目のみじんにし、また扱いの難しそうな『鮭の頭』も鮭の缶詰を使っています。節分の豆も、最近は節分を過ぎると手に入れにくいので大豆の水煮缶を使用してみました。
材料を鍋に入れて少量の酒としょうゆで煮込むだけ!とても簡単。白いごはんにかけて食べたりするそうですよ!うーんごはんに合いそう!
今年は『初午の日』意識してみない?
今年の初午の日はちょうど三連休。運気の高まる『初午の日』を意識して、今年は関連する食べ物を食べたり、近くの稲荷神社や有名な稲荷神社を参拝してみるなどして今年の幸運を願う、という過ごし方はいかがですか?